測量調査業務MEASURE
精密な測量機器を用い、地物・地形等の高さ・長さ・広さなどを測定し、数値化(座標設置)するとともに、それを可視化するための図面等を作成すること が目的となる業務です。
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市街地
生活基盤となる地物と道路、地下埋設物(上下水道・電気通信施設等)は、時代の変化に伴い整備・更新されるため、その目的を理解した正確な調査図面を作成するための測量調査を行ないます。
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郊外・山地
市町村を繋ぐ大きな事業を対象とした業務で、市街地の細部測量に対し、地形の把握を主とした広範囲の調査を要する場合が多く、近年はGNSS測量機やドローン、地上レーザスキャナーも活用しています。
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海・河川
地上測量に加え、水深測量も行います。
船に音響測深機を取り付け、GNSS測量機の誘導で深さ・海底地形・河床地形の調査を行い、水深部の地形図面等を作成します。
設計業務PLANNING
測量調査業務の成果を基礎資料とし、当社の実績と技術力で、道路や橋梁・河川・漁港・上下水道・都市計画など、暮らしに直結する社会基盤整備全般の設計を行っています。
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道路設計
交通量・安全性等が道路の規格により構造基準が定められており、社会活動や災害時の避難、早期復旧にも大きく関わります。当社では、そのような様々な条件を考慮した最適な道路設計を立案します。
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構造物設計
専門的知識が必要な土木構造物は、耐震性能と維持管理を考慮した安全性が求められます。高規格道路におけるアンダーパスの構造物設計や橋梁工事の施工計画検討も行っています。
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上下水道管設計
地上測量に加え、水深測量も行います。
船に音響測深機を取り付け、GNSS測量機の誘導で深さ・海底地形・河床地形の調査を行い、水深部の地形図面等を作成します。
点検・診断業務RESEARCH
高度経済成長期に建設された橋梁などは、老朽化による損傷が顕在化。
5年毎の定期点検が義務付けられた現在、当社では橋梁・水管橋の点検・診断業務などを行っています。
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橋梁(道路・河川)定期点検
橋梁定期点検は近接目視が基本となっており、点検車や梯子を使用し、損傷や劣化状況を調査します。結果は、専用システムに入力し、健全性の診断およびメンテナンスサイクルに反映されます。
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道路舗装定期点検
目視調査、打音調査をはじめとするさまざまな調査手法を組み合わせ、より正確な調査を行ない、安全な暮らしを守ります。
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水管橋等定期点検
点検・修繕記録の省令改正が行われ、釧路市が管理する水管橋・橋梁添架管の点検と診断を実施。令和5年度には、修繕の優先度が高い水管橋下部工補修設計も行っています。
ICT技術への取り組みCREATE
設計データの3次元化を基にICTを導入した建設現場における生産性向上が大きく期待されています。測量データも3次元化する必要があり、当社でも取り組みを進めています。
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地上レーザ測量
地物をレーザスキャンする測量機を導入し、主に市街地に活用。解析データの3D化により設計データの精度向上にもつながり、ICTを活用した建設現場へそのまま使用可能となります。
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ドローンによる3次元点群測量
広範囲な地形測量に有利な測量手法となり、特に人が行けないような厳しい地形条件でも数値データを取得し、2次元・3次元の地形図や画像データまで作成可能であり、ICTの活用に有効です。
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道路走行シミュレーター
道路設計時には道路走行シミュレーター(CG)を用いることで、視覚化でき設計精度の向上とわかりやすいプレゼンテーションに役立ち、事業の円滑化にもつながっています。
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